校長室

2019年9月の記事一覧

交流活動

 本校では地域の小中学校の児童生徒と交流活動を行っています。年3回程度,本校にやってきて一緒に活動(お楽しみ会)をします。この活動は小中学生が考えてきてくれます。彼らにとって知的障害のある子供たちがどんなことに興味があって,どんなことができるのか,一生懸命考えてきてくれます。紙芝居を読んで聞かせてくれるグループ,手作りパズルを一緒にやるグループ,ペットボトルを使ってのボウリングゲームなど、本当にすばらしいです。本校の子供たちも分かりやすいゲームなので楽しむ様子が見えますし,一緒に活動する姿はほほえましいです。小さい頃からこのような関わりを続けていくことが,彼らが大人になったときの共生社会につながるのだと思います。

「修学旅行」事前学習の意味

 小学部の修学旅行がありました。行き先は山形。子供たちのお楽しみは「リナワールド」です。天候に恵まれていろいろな乗り物を満喫することができました。
 さて,写真にある掲示物は何かわかりますか。これは子供たちが修学旅行に行くに当たって事前学習を行うための学習スケジュール表です。約1週間前から学習が始まっていることが分かります。知的障害ある児童にとって見通しを持つことはとても大事になっています。その意味は,行程を把握するためであったり、主体的に行動できるようにするためであったりしますが,何よりも普段と違う生活に対する不安を解消して,落ち着いて活動に参加できるようにするためです。通常は遠足や修学旅行な楽しみで気分は高揚し,前日などは眠れなくなるわけですが,彼らにとっては普段と違う行動や活動が不安(何をするかわからないから)でしかたがないのです。ですから,このような視覚的で分かりやすい学習スケジュールを組み立てて計画的に学習をするのです。この学習成果は,冒頭でも述べたように子供たちが落ち着いて楽しく修学旅行ができたことで分かります。