校長室

校長室(H31)

「修学旅行」事前学習の意味

 小学部の修学旅行がありました。行き先は山形。子供たちのお楽しみは「リナワールド」です。天候に恵まれていろいろな乗り物を満喫することができました。
 さて,写真にある掲示物は何かわかりますか。これは子供たちが修学旅行に行くに当たって事前学習を行うための学習スケジュール表です。約1週間前から学習が始まっていることが分かります。知的障害ある児童にとって見通しを持つことはとても大事になっています。その意味は,行程を把握するためであったり、主体的に行動できるようにするためであったりしますが,何よりも普段と違う生活に対する不安を解消して,落ち着いて活動に参加できるようにするためです。通常は遠足や修学旅行な楽しみで気分は高揚し,前日などは眠れなくなるわけですが,彼らにとっては普段と違う行動や活動が不安(何をするかわからないから)でしかたがないのです。ですから,このような視覚的で分かりやすい学習スケジュールを組み立てて計画的に学習をするのです。この学習成果は,冒頭でも述べたように子供たちが落ち着いて楽しく修学旅行ができたことで分かります。

学校再開

 梅雨明けの知らせの前に突入した夏休みですが,その期間中に梅雨明けした夏は,連日の30℃越えとなりました。本校では毎年プール開放を行っていますが,あまりの高温に逆の意味でのプール開放中止をするほどでした。来週からたくさんの思い出と経験を積んだ子どもたちが学校に戻ってきます。夏休み中に作成した作品もたくさん集まると思います。それら一つ一つを見るのはとてもわくわくしますし,楽しいです。2学期制である本では10月初旬の終業式まで1学期の学習を行っていきますが,この夏休みで成長した子どもたちにしっかり学習を進めていきたいと思っています。

梅雨明けが来ないまま夏休みになりました

 今年も天候不順で未だ梅雨明けの知らせが届いていませんが,学校は夏休みに入りました。昨年は猛暑の中,校内でエアコンの設置されているところを探しながら授業が行われていましたが,今年は肌寒さを感じる日もあるぐらいで,学習するには過ごしやすかったと感じています。今回の学校だよりでは,久々に給食を取り上げます。これまではパンや麺の給食を紹介したので,今回はご飯給食です。写真のメニューは,ご飯にみそ野菜スープ,ほっけの塩焼きときんぴらゴボウをおかずに,デザートがメロンゼリーです。みそ野菜スープは味噌汁とちょっと違うのがみそです。それは味付けがみそラーメンのスープに似ているからです。この味付けが結構子どもたちには好評です。私もとてもおいしくいただいています。ほっけの塩焼きも人気メニューです。栄養教諭が毎回,季節や国際色などを感じさせてくれるメニューを作って楽しく食事で来るように工夫してくれています。写真上段は,重度重複障害のある子どもたち対応の特別食(ペースト状)です。どれも味は元のものと変わらないのでおいしく食べることが出来ます。それぞれの障害程度に合わせた食事を提供し安全に食事できるようにしています。

仙台の七夕飾り

 夏休みまで2週間を切ったところですが,学校では七夕を題材にした学習が各学部で行われています。七夕飾りといえば,笹に願い事を書いた短冊をつるしたり,折り紙で飾りを作って飾ったりするのが定番ですが,仙台の七夕飾りは写真のような大きなぼんぼりに長い吹き流しを垂らしたものになっています。暦的には7月7日が七夕ですが,仙台では旧暦の七夕に当たる8月に仙台七夕としてお祭りが行われます。そこで飾られるのが写真のような飾りです。大きさは数倍大きな,それは見事な飾り付けとなっていますが,子どもたちもおなじみの七夕飾り作りは,仙台の学校ならではだと思います。今,学校のいたる所にこの仙台七夕の飾りがあり,夏を感じさせてくれています。

防災避難訓練

 季節は梅雨を迎え,じめじめ天気が続く中,第1回防災避難訓を行いました。宮城は1978年6月に震度5強の宮城県沖地震があり,2011年3月には,東日本大震災を経験しています。本校は300名を超す児童生徒と200名の教職員を抱える県内一の大規模校であること,また,校舎が2つに分かれているという立地的な不便さもあることから,組織的で迅速な避難が欠かせません。防災主任の綿密な計画と陣頭指揮の下,とても速やかな避難をすることが出来ました。まだ記憶に新しい東日本大震災時,避難した校庭で子供たちと大きく揺れる校舎を見ながら,その不安と恐怖を取り除くために懸命に子供たちを励ましていたことを思い出し,毎年繰り返される防災避難訓練をしっかり実施していかなければいけないと強く思った次第です。

運動会シーズン

 今年も運動会のシーズンがやって来ました。本校は,高等部が体育祭,小・中学部が運動会として,別日程で実施しています。春に行う運動会は,体育的活動の技能習得を発表する場というよりは,新年度の新しい学級になった友達とのコミュニケーションを深めるなどの学級作りや学年作りの場として行われる意味合いが強いと考えます。それぞれの学部の1年生にとっては,様々な学校方入学してきた仲間と協力してひとつの競技や演技をすることはとても重要な活動で,学級で話し合いにたくさんの時間を割くよりも一回の集団活動を行った方が,効果的であると思います。子供たちが,「勝利」や「協力」を目標にひとつの方向に向かったときの団結力の姿は,とても素晴らしく,毎回感激させられます。そんな運動会シーズンが今年もやってきたことにうれしさを感じています。

2回目の新年度?

 改元に伴う10連休があった2019年。これまでもGW明けは,学校生活のリズムを取り戻すのに先生方は,様々な工夫を凝らして学級経営に当たっていましたが,今年は10連休という夏休みや冬休みなどの長期休業に匹敵する長さの休みでした。そのため,先生方は4月から始まった新年度の取組もいったんリセットされ,もう一度学級作りを始めるという気持ちであったことと思います。元号的にも平成31年度で始まった2019年が,10連休明けからは令和元年度になっているわけですから,今年は新年度が2回?あるようなものだと思います。これからの季節は梅雨に入る前の爽やかな気候が続き,学校では運動会や遠足など校外での活動が目白押しとなります。子供たちが気持ちよく楽しめるような活動を展開していきたいと考えています。

桜が満開です

 平成31年度がスタートしました。この校長室だよりを読まれる頃には,年号が“令和”に変わっているかもしれません。そのような節目の年度ですが,今年の仙台の春の訪れは遅く,入学式が行われた頃(4/8,9)には,桜のつぼみがようやくピンク色に膨らんでいるぐらいで,上着がないと外は肌寒さを感じるほどでした。昨年の入学式での式辞では,「本校の桜が満開になり,春本番です。」と言ったのとは,雲泥の差のある気候でした。それから1週間,ようやく校庭の桜はつぼみを開き,今,まさに満開となっています。新年度迎えて新しくなった学級にとっては,学級写真を撮るには最高のシチュエーションとなっています。新しい元号の“令和”とともに,この桜のように本校の教育活動がどれも満開となることを願って,今年度初めの校長室だよりとします。今年もよろしくお願いします。